
「木」の季節
少し前のブログでもお伝えしたように植物が日ごとに勢いよく伸びていく春は、木・火・土・金・水の「五行」のうち「木」に当たる季節です。
「木」は、中医学の肝・心・脾・肺・腎の「五臓」において、「肝」に対応します。
肝は「将軍之官」とも言われ、生命・体調の維持に不可欠な機能を指揮命令する器官として捉えられています(その中には西洋医学的な肝臓の役割である代謝や解毒も含まれています)。
西洋医学における自律神経の中枢としての役割を担っている感じですね。
春は三寒四温といわれるよいうに気温や天候の変化が著しく、体調管理機能に大きな負荷が掛かるので、調整役の肝も疲れてしまいます。
そこで、肝に余計な負荷をかけないように、暴飲暴食を控え食事に気をつける、体を冷やさない・温める、疲れをためない、睡眠をしっかりとるなど、基本的な体調管理をいつも以上に心がけるようにしましょう。

肝の働きをサポートする食べ物
肝のエネルギーを補う食べ物で、肝の働きをサポートしていきましょう。
肝を養う食材としては、小松菜、アスパラガス、菜の花、ゴマ、牡蠣、アサリ、シジミ、イチゴなどがあります。
また、春の寒暖差や花粉、気温の上昇と共に増える細菌やカビなどは呼吸器に負荷をかけますので、お料理に甘味を使うときには肺を潤すハチミツを使うのがオススメです。
年度の変わり目で社会活動の変化が大きい時期でもありますから、なかなか気持ちに余裕が持てなくて体調管理が後回しになってしまいがちです。
皆さんお気をつけて過ごされてくださいね。
加藤貴司