私たちは、「身体にいいこと」を考えるとき、エクササイズやサプリメントなど、今の生活に「新しい何かを増やすこと」を思い浮かべがちではないでしょうか?
それはそれで悪いことではないですけれど、その前にちょっと考えてほしいのです。
今の生活の中で、体に悪い習慣や体に悪いものの摂取など、「体に悪いこと」をしてはいませんか?
体に悪いことをそのままにして身体にいいことをするのは、たとえば自転車のブレーキをギュッと握りながらがんばってペダルを踏むようなものです。
もしそんな人を見かけたら、「そんな必死にペダルをこぐよりも、まずはブレーキを離した方が…」って思いますよね。

減らしていきたい習慣リスト
Ⅰ スマホに費やす時間を減らす
スマホの画面を長時間注視することは、目の筋肉を酷使し、頭痛や肩こり、自律神経の乱れを招きます。
また、光による刺激だけでなく、読んだり見たりする情報から受ける刺激が多くなることで、心も緊張状態が強くなってしまいます。
さらに、寝る前のスマホ使用は睡眠ホルモンの分泌を妨げ、眠りと回復の質を下げてしまいます。
1日の中で“デジタルを休む時間”をつくることで、目も心もリラックスし、思考もすっきり冴えていきます。
Ⅱ 夜更かしを減らす
睡眠中には「成長ホルモン」が分泌されています。
成長ホルモンは、細胞の修復や代謝を促すため、疲労の回復だけでなく、体やお肌の老化防止に繋がる非常に大切なホルモンです。
夜更かしをすると、たとえ長時間寝たとしても、成長ホルモンの分泌量が減ってしまうのです。
Ⅲ ファストフードやスナック菓子を減らす
ファストフードやスナック菓子には、酸化しやすい油や添加物が多く含まれています。
これらは血流を悪化させ、老化や肌荒れの原因になります。
時々楽しむくらいはOKですが、普段はできるだけ自然な食材を選び、体が喜ぶ食生活を心がけましょう。
Ⅳ 食べ過ぎを減らす
食べるものに気を使っていたとしても、「食べ過ぎ」は胃腸に負担をかけ、代謝が乱れやすくなります。
腹八分目を意識することで消化機能の負担が減り、血糖値の上昇が抑えられ、肥満や老化の予防にもつながります。
体に優しい食べ方で、日々を軽やかに過ごしましょう。
Ⅴ タバコやアルコールを減らす
今さら述べるまでもないことながら、タバコやアルコールの過剰摂取は酸化や血流低下を招き、細胞老化を早める原因になります。
健康のため、アンチエイジングのため、タバコやアルコールを減らしましょう。
体にいいことを増やすより、体に悪いことを減らす方がずっとずっと現実的
新しいことを始めるには、時間やお金、気力や体力が必要となりますが、悪い習慣を減らすのはただ「やらない」だけで済みます。
そして、悪いことを減らすだけで、体の修復力や自然治癒力が高まり、眠りや肌、気分などの質も自然に整っていくのです。
全部をやめなくたっていいのです。
何かを少し減らすだけでも、身体は前より良くなっているのです。
節約できた時間やお金や気力や体力の余裕を、「どんなに風に活かそうか」って考えるのも楽しいじゃないですか。
“増やす”より“減らす”健康法の方が、忙しい現代人にはぴったりだと思います!
