産後 内 転 筋にアプローチする理由
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ご閲覧ありがとうございます。
産後のからだでは、産後の症例を随時紹介いたしております。
同じようなお悩みの方へ、ご参考になれば幸いです。
私たちは身体の詳細を分析し、それに対する施術を得意としております。
同じご出産後のおからだでも、お一人一人によってアプローチ方法は全く違います。
今回は3人目のお子様をご出産された後の恥骨周辺の痛みの症例です。
ぜひご参考になさってください。
また経過や結果については個人差がございますので、ご了承ください。
ご年齢: 30歳
ご出産経験: 三児の母(自然分娩)
ご出産日: 2022年5月 ご来院日: 2023年1月
主訴:ご出産後の恥骨周辺の痛みと不快感
3度の自然分娩を経て、特に最後のご出産後に恥骨周辺での痛みと不快感を訴えて来院されました。ご出産後、立ち上がる際や歩行中に恥骨部分に強い痛みを感じ、また、長時間座っていると不快感や圧迫感をあるとのことでした。
これらの症状が日常生活において、育児やや家事などに支障をきたしていました。
施術経過として、施術後すぐにお悩みの症状の改善が見られました。恥骨の痛みが軽減し、不快感や圧迫感がなくなりました。恥骨、骨盤の動きは2回ほどで安定し、その後、ご来院の間隔をあけつつ全身の調整を行いました。お一人のご出産後からはじめての身体の調整でしたが、お身体は安定性を取り戻し、日々の生活でのご負担もだいぶ軽減されたとことでした。
フォローアップのため、1ヶ月に一度、お身体の調整をさせて頂いております。
恥骨の痛みや不快感の症状は産後にとても多い症状の一つです。特に当院では恥骨の症状の方のご相談が多いと思います。
他で産後の骨盤矯正を受けた後に、恥骨の痛みが良くならなくてこられる方が多いです。
骨盤矯正をしても恥骨の動きは元には戻りません。逆に不安定な骨盤をただ単に矯正することで、症状の悪化や内臓の下垂などをおこし健康被害が出る場合があります。
産後はとても繊細な時期です。私たちは
お体に合わせた無理のない施術で早期の改善を心がけております。
恥骨の動きは周りの軟部組織の問題をしっかりと評価し、施術を行うことが必要です。
今回の場合も、元の動きに戻すことで早く良い状態になられて、とっても安心しました。
ご相談ありがとうございました。引き続きしっかりとケアをさせていただければと思います。