ご出産後の恥骨の痛み

松戸市の産後専門ケア　‘産後のからだ‘では、お越しになられた方の経過を随時ブログで紹介いたします。

産後ケアといっても色々なものがあり、どこに行けばよいのか分からないという方も多いかと思います。

当院では、身体の状態に合わせて、何故今の状態になっているかを分析し施術を行います。

産後のお忙しい中、あまり時間を使う事のできないママ様も多いと思います。
これまで多くの方のご相談を頂きまして、その都度どのような経過だったのかを記録していますので、是非ご参照ください。

是非、早く良くなって元気に産後の生活を送ってください！

本日は産後に恥骨の悩みで来られた方の実例です。

ご出産後主訴

ご年齢: 29歳
出産経験: 二子の母（自然分娩） ご出産日: 2022年8月10日 ご来院日: 2023年2月1日

主訴: 恥骨周辺の痛み、腰痛、および尿漏れの症状

ご出産後の経過

症状経過: 2度の自然分娩を経て、お二人目のご出産後に恥骨周辺の痛み、腰痛、および尿漏れの症状を訴えて来院されました。日常生活において、立ち上がる際や歩行中に恥骨部分に強い痛みを感じ、また、腰痛が慢性的に続いていました。尿漏れはくしゃみや咳、子供を抱いたりする際に生じ、これらの症状が生活の質に悪影響を与えていました。

分析

1. 恥骨周辺の触診にて、特に恥骨結合部に圧痛が認められました。
2. 恥骨の動きの硬さがあり、付着している筋肉の弱化がみられました。
3. 脊椎の評価において、腰椎部分に軽度の脊柱側弯が観察されました。
4. 骨盤は安定性がわるくなり、緩くなっている状態でした。
5. 特にくしゃみや咳による尿漏れの過敏反応があり、骨盤底の筋肉の弱化がありました。

施術計画

1. カイロプラクティック調整: 恥骨周辺および腰椎に対するカイロプラクティックの手技療法を用い、関節の適切な動きに戻しました。
2. 骨盤のアライメント: 骨盤の不均衡を矯正し、身体の重心が安定するように施術を行いました。
3. 筋力トレーニング: 骨盤周囲の筋肉を強化するための適切なエクササイズを指導し、特に腰部と骨盤底筋の強化を重点的に行いました。
4. 姿勢指導: 正しい姿勢の保持と、日常生活での骨盤の負担を軽減するためのアドバイスを提供しました。
   
   

術後の経過

治療の経過として、症状が5回ほどで改善が見られました。恥骨の痛みや腰痛も改善致しました。
尿漏れについてもくしゃみや咳による頻度が低減し、生活の質が向上しています。
良い状態が続くために、産後6カ月までは症状が改善してからも3週に1回の頻度でご通院頂きました。
その後はメンテナンスで、時々問い合わせをして頂いてご来院頂いております。

施術者より

産後に恥骨周辺の痛みのご相談はとても多いです。産後の骨盤矯正は一般的な認知も広がり、受けている方も多いと思います。
産後には「恥骨のゆがみ」「内臓の調整」が必須だと考えております。またどのようにそれが問題を呈しているかを確認することで、産後のお辛い身体が早く良い状態へと促せます。

産後の皆様はお忙しい中、お時間を作ってご来院されています。

とにかく皆様のお悩みが早く改善できるように努めてまいります。

松戸市の産後専門のカイロプラクティック整体

産後のからだ

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