2024.04.06
産後の股関節ケア
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category：
- プラン別
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class：
- 股関節
- リカバリー
執筆：中村優斗 ドクターオブカイロプラクティック 作業療法士
こんにちは！
産後のからだのホームページへのご訪問ありがとうございます。
今回は産後の施術をしている中での重要なポイントをお話しいたします。
是非ご参考になさってくださいね✨
ご出産後の方を見させていただいていると、多くの方に見られる共通点が一つあります。
それは内転筋の弱化です。
内転筋って普段は全く意識をしないですよね。
実は、産後の施術にあたり、内転筋の回復がとても重要です。
内転筋には大内転筋、長内転筋、短内転筋、薄筋、恥骨筋といった筋肉があり、いずれも恥骨に付着しております。身体を支えたり足を動かしたりするのにとても重要なのが内転筋です。
産後 内 転 筋が施術において大切な理由
産後 内 転 筋が重要な理由について簡単にお話しいたします。
内転筋が弱化することで起きる症状
内転筋が弱化して起きる症状はたくさんあります。
☑︎足元がフラフラする
☑︎腰が痛くなる
☑︎ぽっこりお腹になり痩せづらい
☑︎膝や股関節が痛くなる
☑︎足の冷え性やむくみ
☑︎身体の全体的な疲労感
などが出てきます。
これらはいずれも産後の方に多い症状です。
産後の方以外でも内転筋というのは施術において大事なポイントですが
特に、産後の方は必ずチェックして施術を行いたい部分です。
内転筋が産後の施術をする上で重要な理由
人の身体は上から下まで、
頭、背骨、骨盤、足があります。
足のところで二股に分かれるのですが、この二つに別れた足の内側にあるのが内転筋です。
足は二つに分かれていますが、内転筋が正常に機能していると身体の真ん中に一本の線があるようなイメージです。
皆さんのお身体は上から下まで一本で綺麗に繋がっていますか。
例えば、目を閉じて３０秒くらい立ってみてください。
どちらかに偏るようなフラつきなどはございませんか。
それがある場合は内転筋に問題があるかもしれません。
産後のお身体の分析
産後の施術をする上で、全身の状態を確認することが大切です。
お身体の状態は本当に人それぞれで、骨盤矯正をするだけでは産後の施術は成り立ちません。
全身の状態を見る中で内転筋はとても重要なポイントです。
そして内転筋といっても複数あるので、どの筋肉がどのようになっておりまた、その筋肉の付着している関節、そして周りの軟部組織がどのような動きや機能になっているかを考えて行う必要があります。
産後に整体や骨盤矯正を受けるというのはとても一般的なことになりました。
私達もこれまでに１５年以上産後の方を見させていただいておりますが、産後の施術を行うことは必須だと考えております。
産後の施術は初回から２〜３回目は慎重に行う必要があります。
出産という大仕事を終えた皆様のお身体はご自身や周りの方が思う以上に機能的に低下しております。
機能的な状態を回復するにはまずは「現状を確認し元の状態に戻す」といったことが必要です。
産後 内 転 筋のまとめ
今回は内転筋についてお話しいたしました。
内転筋は状態を見極めれば、個人差はございますが１〜３回で回復を促せると思います。
産後は早く元の状態に戻りたい！と無理な運動を急に始めてしまう方も多いかと思います。
そうすると膝や腰を痛めたりして、お身体が辛くなってしまう場合もあります。
まずは、運動ができる身体を取り戻すことがとっても大事です。
当院にご相談いただく際は、まずはリカバリープランからご相談ください。
産後はなかなか遠方には施術も受けに行けないかと思います。
その際はお近くの本当に良い産後の施術が受けられる施術院を紹介いたします。もしくは当院でもオンラインによる相談も承っております。
楽しい産後の生活をお送りください。
千葉県松戸市の産後ケア専門のカイロプラクティック 産後のからだ
