2024.04.02
1年半前から口が開かない 顎関節症と歯医者さんで診断
症例レポート
Class:
顎関節の不調の方のレポート
顎関節LaB.のホームページへのご訪問ありがとうございます。
この記事では症例を紹介致します。
今回の症例は「食事の際の顎の痛み」です。
同じような症状の方は是非ご参考になさって下さい。
35歳女性
主訴:食事時の顎の痛み
期間:約6ヶ月
6ヶ月前から食事の際の顎の痛みがある。家の近くの歯科医院で検査をして今も継続して治療をしている。マウスピースを使用して様子をみている。最初より良くなったが、まだ痛みは続いていて食事が少し辛く感じることもある。硬いものを食べるときに特に痛みを感じ、口を開けると「コリッ」とした音もしている。首や肩は慢性的に張っており、ひどくなると頭痛もある。
カイロプラクティックや整体で顎の痛みに効果があることを友人から聞いていたとのこと。歯医者さんでも治療をしていたが、並行して姿勢や顎のズレを良くしたいと思ってご相談いただいた。
関節:下顎の右後突変位 頸椎2番、7番 胸椎10番、仙骨の変位
筋肉:右内側翼突筋の緊張 左右顎二腹筋の短縮 左外側翼突筋の弱化
姿勢:アライメントに不均衡がある。特に首が前に突き出て、背中中部が丸くなっている。
内側翼突筋の緊張に伴い下顎の動きに可動制限があり、口の開閉に問題がある。
下顎、脊柱、筋肉のバランスを整えて顎の動きを正常化をはかる。
顎関節に対するマニュピレーション、脊椎に対しマニュピレーション。
筋肉に対し直接アプローチ。
姿勢の指導。おうちで行うエクササイズや生活習慣の改善をアドバイスを行う。
各回の間隔を3日〜7日で施術を行なった。五回ほど施術行ったのち、食事時の顎の痛みが改善。開口時のクリック音も減少した。首や肩の辛さもだいぶ軽減してきた。
間隔をあけて継続的に施術を行う。
まとめ
食事の際の顎の痛みがあると、日々食事が楽しくなくなり、とても辛い状態だと思います。
今回は下顎が顕著に動きが悪くなっており、下顎に対するアプローチと周りの筋肉の調整を行いました。
毎回、少しずつ回復されていって徐々に楽になっていただいたのことでとても本当に良かったです。
また、姿勢は悪さは顎関節症に大きく関与しています。私たちは筋肉や骨格を整えますが、顎で一番大切なのは良い姿勢に変えて、維持をすることだと思います。
今回も慢性的な姿勢の悪さが顎のズレに関与していたかと思います。
歯医者さんで治療を受けながら、姿勢を見直していくことがとても効率的だと思います。
顎関節症に対するカイロプラクティックの文献も参考にしております。
今回の症状に近い文献です。是非ご参考になさって下さい。
千葉県松戸市の顎関節専門のカイロプラクティック 顎関節LaB.
執筆:上原千治D.C.ドクターオブカイロプラクティック
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