歯列矯正中にめまい

顎関節LaB.のホームページへのご訪問ありがとうございます。
このページでは当院で施術を受けられて、良くなられた方を紹介する症例ブログです。
今回は「歯列矯正中のめまい」
といった症例です。

ご来院された方：２０代男性　デスクワーク
主な症状：歯列矯正し初めてからめまいがある

歯列矯正中のめまい

ご来院までの経緯

２０代の男性でデスクワークをされている方です。仕事で一日中パソコンに向かっています。いつも肩こりがあり、時々頭痛もあるそうです。１年前より歯並びが気になっていたので、マウスピースによる歯列矯正を始めました。順調に歯列矯正は進んでいるとのことですが、半年くらい前からめまいや浮遊感などの症状に悩まされているとのことでした。今までになかったような症状で神経内科や耳鼻科を受診されたそうですが特に問題がなかったとのこと。原因がわからないのでどうしたら良いのか困っていたとのこと。

顎関節LaB.を選んだ理由

めまいについてインターネットで色々調べていたところ、たまたま歯列矯正しているときの顎関節といった当院のページを見てくださり、興味を持っていただいたとの事でした。カイロプラクティック や整体などは受けたことがなく、全く興味がなかったとのことですが、身体の調子も悪いしひょっとしたら歯列矯正を始めたことによって身体に変化があるのかなと思ってご相談頂いたとのことです。
マッサージなども受けたことがなく、最初はどうしようかと迷ってましたが、知人の方が整体で頭痛が良くなったとの事も、ご来院ごきっかけになられたそうです。

初回来院時の主な悩み

初回のカウンセリングでお聞きしたお悩みのポイント

☑︎なんとなく目が回っているようなめまいが１日のうちに何回もある
☑︎時々吐き気のような気持ち悪さがある
☑︎めまいが出てから食欲が低下している
☑︎急にグラッとくるようなめまいも時々ある
☑︎肩こりや頭痛は前から日常的にあった
☑︎病院で調べたけど問題がなかったので、不安
☑︎不安がストレスになっていて、眠りも浅くなっている
☑︎鳩尾のあたりに不快感がある
☑︎時々過呼吸気味になることがある

初回来院時のお身体の状態

お身体の分析の結果
顎関節：下顎の左側方、左後方変位
脊椎：頸椎１番７番　胸椎１０番　第４仙結節、第一肋骨左　可動制限　
神経：迷走神経の機能低下　
筋肉：左上半身の筋力低下　左右胸鎖乳突筋の筋力低下　左顎二腹筋の緊張　右外側翼突筋の緊張
姿勢：姿勢が悪化しており、肩が前方に変位するような猫背姿勢

顎関節と特に頸椎１番の変位により、頭部への血流量の低下や迷走神経の機能低下が考えられました。

施術経過

初期段階（1回目〜3回目）
めまいで特に悩まれていなので、全身を調整しながら、顎関節や頸椎の調整、それに伴う顎や筋肉の過剰な緊張を緩和することに焦点を当てて施術を行いました。
2回目に来られた際に、めまいの軽減がありVAS（主観的な痛みの尺度）初回１０→７に下がっていました。初回の分析結果に則り、３日間隔で施術を行いました。

回復段階（4回目〜８回目）
4回目にはめまいは１０→３くらいに変化致しました。ただまだ時折めまいの間隔はあるので、施術を継続して行いました。
8回目にご来院の際に、再分析を行ったところ、初回で検出された状態はほぼクリアになっており、めまいも日常の中でほとんど出現しておりません。
吐き気や悪姿勢や肩こりのや頭痛もだいぶ改善したようで、身体全体の体調が安定いたしました。

メンテナンス（９回目以降）
歯列矯正は今後も続くので、１ヶ月くらいの間隔で施術を行って、調子が悪い時は早めに来ていただくようにしていきました。

施術者より

当院にご来院された際は、原因不明のめまいがずっと続かれているとの事で、心身ともにお疲れのご様子でした。
カイロプラクティック や整体ははじめてだったので、何をするかは全くわからない状態だったと思います。カウンセリングや分析結果でお話させていただいて、ご納得されて施術を受けていただきました。

私達の施術は基本的にとてもシンプルです。何より分析結果が大事です。何から今の状態が起きているのかを詳細に確認し、それにしたがって身体の機能や動きを元に戻すように施術をいたします。
施術をする中で、日常での生活習慣のアドバイスなどもお伝えして、お家にいる際もわからないことがあったらLINEでやりとりをさせていただきました。