左足の捻挫後に口 が 開け づらい

こんにちは。
顎関節LaB.のホームページへのご訪問ありがとうございます。
このページでは当院にご相談頂いた症例を報告致します。
同じような症状でお悩みの方に少しでもお役に立てればと思います。

今回は捻挫後に発症した口の開け辛さの症例です。
是非最後までお読みいただければ幸いです。

左足の捻挫後に口 が 開け づらい

40代女性
主訴：左足の捻挫後に口が開けづらくなる。

初回ご来院時のご様子

数週間前に捻挫をし、その部分は治ってきたのだが段々と口が開け辛くなり、最近では開けると顎に痛みが出るようになってきた。歯医者に行ったのだが噛む筋肉のマッサージをするように言われ、それ以上の治療はなかったためご来院されました。

顎関節LaB.を選んだ理由

カイロプラクティックや整体を受けようとは思っていなかった。たまたまウェブでみたホームページを見てご来院された。徐々に悪くなってきて、他に方法がなくとても困っていたので、よくなればなんでも良いと思っていた。

身体の分析

立ち姿は左足首の痛みを回避するような姿勢をしており、寝た状態で足の長さを比較すると明らかに左足が長い状態になっていました。足首を触ると筋肉、腱、靭帯、関節に痛みがあり、足首を安定させるためのパワーが全く出せない状態になっていました。
口は指一本半位入るのが精一杯で、それ以上はかなりの痛みを伴うような状態でした。

身体へのアプローチ

左足首が今回の発症起点になっているため、この患者様は足の施術からスタートしました。特に足の外側にある立方骨の変位がひどく、この部分を元に戻すことによって下腿外側の腓骨筋群の回復を狙っていきました。2回目の施術後には顎を触ることなく口は開くようになりましたが、ご本人様の意向もあり身体全体の安定を図る為に10回程度繰り返し施術を行いました。

施術者より

足の問題から口が開かなくなる稀な症例ですが、今回の患者様は明らかに顎自体に原因はありませんでした。足首を傷めたことによる疼痛回避姿勢により身体全体に大きな歪みを形成し、結果として顎の関節に負担がかかって口が開かなくなったと考えられました。

当院では症状を見るときは「全身」の確認を行います。顎の症状でも他の部位からの影響が来ている場合もございます。今回は足の捻挫が起因となる顎の症状でした。

何気ない今までの身体への負担が、今の症状につながっている事がございます。
既往歴を聞いて、現在の状況をしっかりと確認いたします。

いろいろ検査や治療を行っても、解決しない場合は一度ご相談下さい。

千葉県松戸市の顎関節専門のカイロプラクティック顎関節Lab.

執筆：D.C. 上原千治
ドクターオブカイロプラクティック