2024.04.02
1年半前から口が開かない 顎関節症と歯医者さんで診断
症例レポート
Class:
顎関節の不調の方のレポート
顎関節LaB.の症例レポートをご閲覧下さり、ありがとうございます。
顎関節・顎の痛みのトラブルには歯医者さんでの検査はもちろんですが、筋肉や関節の動き、全身のバランスを考えるカイロプラクティックはとても有効です。
同じようなお悩みでお困りの方は是非、ご参考になさってください。
今回は口が半分しか開かないといったお悩みです。
27歳女性
主訴:口が半分しか開かない ハンバーガーが食べられない
数年まえから口をあけると右顎がコキコキと鳴るようにになった。
最近、右顎がとても痛くなってしまい、その状態が長く続いている。特に原因が思い浮かばずに困っている。
ハンバーガーサイズの食べ物は、口が半分しか開かないので食べられない。
この状態になって、近くの整骨院に3回ほど行ったがよくならなかったので、何をしたらいいのか困っている。歯医者さんにも行ってレントゲンを撮ったが特に骨の問題はなかった。
また整体にも行って、顎の関節を動かす矯正を受けたが変化がなかった。
マウスピースは作る予定だが、今、現在の痛みを早急によくしないと生活に支障が出ている。
来年には、結婚式もあるので正直このままだと不安。
普段はデスクワークが多いので、背中は慢性的につらい状態との事。
痛みの場所は顎の関節周辺にあり、
顎関節や筋肉・関節円板や靱帯などがある部位。
頭の位置が左に倒れて顎が左に変位している。
顎の動きは開口時に痛み 右側が2.5本ぐらい(正常は約3本)の開き。
動作では右に顎を動かす以外はほとんど痛みがでている状態。
姿勢に関わる筋肉である、背筋や殿筋・腹横筋の弱化があり、
背中が丸まり肩甲骨の高さや頭の位置、身体のねじれが顕著にでている。
顎周辺の筋肉、特に外側翼突筋の拘縮がみられ、顎の開閉に関与している。
身体の使い方、それに伴う姿勢が顎の動きに影響を出していると考える。
数年前からの顎の動きの違和感、そして最近になって痛みがあるとのことで、根本的に姿勢やバランスを整えて、更に顎の調整をする必要があると考えた。
またどの動きも痛みが強いので、痛みが悪化しないように、周りから調節して徐々に負担を減らして良くすることが大事。
顎の筋肉や関節を調整しました。また頭の位置を安定させるため、背骨の調節や頭蓋骨矯正を行いました。
特に頭を安定させる胸鎖乳突筋をの安定を図るために、筋膜や神経リンパの調整を行いました。
この調整における反射ポイントは、頚部や顎の近くにあり、顎関節のトラブルにはとても重要です。
・お仕事中の電話を肩に挟むのをなるべくやめてもらう。
・食べるときに足を組まない(これは不調がある方は、これを見たらやめていただいた方が良いです)。
・顎の音がきになると、つい音を繰り返しならしてしまうとのことなので、鳴らさないようにまず1週間頑張ってもらいました。
2回目は音はまだあるが、2・3日は開けやすかったとのことでした。
引き続き仕事中の姿勢など気をつけてもらいながら施術を繰り返しました。
3回目までは姿勢に関わる背筋や殿筋が安定しづらい状態でしたが、4回目で顎の痛みがだいぶ落ち着いてきたとの事でした。
まだまだ可動域の制限や音はありますが、「ハンバーガーも食べられるようになりました!」と仰っていました。
5回目で痛みは消失。右顎の音がまだ時々きになるので、引き続き施術させて頂いております。
顎は食べることや話すことは勿論、身体全体のバランスに関わります。
例えば、シーソーのように頭が傾くと顎もそれに伴い動きます。
少し口を半開きにした状態で、頭をどちらかに傾けてください。
傾けたほうに顎も傾くのがわかると思います。
頭が傾いた状態で、食べたり話したりしているとその分どちらかの顎にはストレスがかかります。
つまり、短時間ならばそれ程問題はないですが、数時間や数日、毎日同じ体勢をしていると顎の問題は起こりやすくなります。
今回は、姿勢的な問題が顕著に顎に負担を抱えているケースでした。
日常生活の中で痛みを感じない状態になられて、安心致しました。
今後もしっかりとみさせていただきます。
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