2024.03.08
Category:お役立ち情報
Class:中村坐骨神経痛
坐骨神経痛の3つの原因と治し方
執筆:中村優斗 ドクターオブカイロプラクティック 作業療法士
ライフバランスのホームページへのご訪問ありがとうございます。
坐骨神経痛は、腰や臀部から下肢にかけての激しい痛みを引き起こす状態であり、座っているときにも症状が悪化することが多々あります。しかし、適切な座り方をすることで痛みを和らげることができます。
この記事では、坐骨神経痛の時の座り方について解説します。
坐骨神経痛の時には、以下のポイントに注意して座ってみて下さい。
・浅く椅子に座らない:椅子の背もたれに背中をしっかりとあて、浅く椅子に座らないようにしましょう。
・膝を心地よく曲げる:膝を90度程度曲げて座ることで、坐骨神経にかかる負担を軽減します。
・背中を支える:必要に応じて背もたれやクッションを使って背中をしっかりと支えましょう。
坐骨神経痛の時に適切な椅子を選ぶことも重要です。
・背もたれがしっくりと来る椅子:一度座ってみて背中をしっかりと支える背もたれがある椅子を選びましょう。
・腰を支える椅子:腰を適切に支える椅子を選ぶことで、腰への負担を軽減します。腰椎は前方に彎曲しています。それに合わせるように少し腰の部分が出っ張っている感じの椅子がベストです。
ただこのような椅子はあまりないので、腰部に入れる専用のクッションを入れると良いでしょう。
長時間同じ姿勢で座ることは坐骨神経痛を悪化させる可能性があります。定期的に姿勢を変えたり、立ち上がってストレッチを行ったりすることで、症状を和らげることができます。
集中していると、いつの間にか時間が経っていることが多いと思います。例えば1時間おきとかにタイマーをかけてその都度立ち上がったり伸びをしたりするのが良いと思います。
以下の記事でも運動の方法を解説してますので、ご参考になさってください。
坐骨神経痛は一度なると、適切な対策を練らないと中々良くなりません。3ヶ月以上の慢性化している方も多いかと思います。適切な治療や施術を受けることはもちろんですが、日々の習慣を合わせて行うことで回復が早まります。今現在の状態は今までの積み重ねです。突発的な怪我でない限りは、何かが問題となって今の状態になっています。
座り方やいつも椅子の工夫、またストレッチ等を定期的に行うことがとても大切です。
是非ご参考になさって下さい。
当院では坐骨神経痛の方はとても多いご相談です。
足の痺れやお尻の痛みがすべて坐骨神経痛とは限りません。
まずは「どこから問題が起きているか」を確認して施術や対策をしていきましょう。
参考文献
American Academy of Orthopaedic Surgeons. (2022). Sciatica.
https://orthoinfo.aaos.org/en/diseases–conditions/sciatica/
千葉県松戸駅西口の国際基準のカイロプラクティックのライフバランス
執筆:中村優斗 ドクターオブカイロプラクティック 作業療法士