2024.02.24
Category:症状改善記録
Class:手の痺れ
手のひらのピリピリ感
ライフバランス 松戸のホームページへのご訪問ありがとうございます。
このページではご来院された方の症例を報告致します。
同じような症状でお困りの方は是非ご参考になさってください。
私達は身体の機能的・動的な分析を得意としており、「なぜ今この状態になったのか」を
全身から考えて施術を行います。
今回は数ヶ月お悩みだった頸椎椎間板ヘルニアによる右腕の痺れの症例です。
ここ数ヶ月継続する右腕の痺れ、仕事でパソコンを使用することが多く少しずつだが悪化している。趣味のゴルフにも支障が出るくらいになったために、カイロプラクティックで何かできないかと言うことでご相談に来られました。去年も同症状があり、病院のレントゲンでは頚椎に狭さがあると指摘を受けたようです。今回も病院に行き検査をしたら、頸椎椎間板ヘルニアの疑いの可能性がありましたが、保存療法をして経過を観察していたのですが中々回復しなかったので、一度他で試してみようとのことで、ご来院して頂きました。
頚椎の可動性を確認した結果C5/6に可動性の悪さがありました。しかし、それよりも腕の親指側の筋群が全体的に緊張が強く、肘が外側に折れ曲がるような状態(運搬角大)になり、尺骨神経の牽引が強く起きていました。
また、肩甲骨にある筋群で肩の外旋動作に関わる筋群に硬結が見られるために、その部位も施術対象にしました。
棘下筋、小円筋、上腕三頭筋、広背筋、尺側手根伸筋群といった筋肉に問題が見られました。
また手首・肘・検査関節の動きに可動の低下を確認。
頸椎の動きの問題はありますが、現状、感覚の麻痺や運動機能の低下が起きていないため、頸椎椎間板ヘルニアから腕の症状ではなく、肩甲骨や肘、頸椎の可動の低下に伴う尺骨神経の絞扼障害が考えれました。
カイロプラクティックは診断権がないため(法制化しているところで診断権がある)あくまで仮説として考えての判断です。
施術は筋骨格系を全般的に調節し、特に原因と思われる肘に対する施術を行いました。
施術とともに仕事での作業姿勢の見直し、ある程度のストレッチをやることで症状は少しずつ軽減していきました。痺れが消失するのに1ヶ月半かかりましたが、その間も徐々に回復されていたので辛抱強くご来院頂きました。
現在は数ヶ月に一度メンテナンスでご来院いただいています。
長く痛い状態で、さらに頸椎の椎間板ヘルニアと言われ、「もう治らないのではないか」と思われている中で、時間はかかりましたが症状がご回復されて本当に安心いたしました。
頸椎椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニアと診断されてから、なんとなく治らずに、当院に来られる方がいらっしゃいます。
実際に動きを見てみると、現在のお悩みの症状がヘルニアが原因ではなく、抹消の神経だったり筋肉の筋膜痛であったりとする場合がとても多いです。
実際に、これまでに1万人以上の方がご来院されていますが、本当にヘルニア症状が出ていた方は10数人くらいかと思います。本当にヘルニア症状がある場合には神経学検査や整形学検査により感覚神経や運動神経の著しい低下が見られます。(すべて徒手検査でわかります)
骨の状態だけを検査するのではなく、その方の全身、そして患部の状態を詳細に確認する事で他の問題が抽出されます。そして本当の原因さえわかれば、あとはそれを元にもどすように施術や生活習慣の中で負担がかからないようにしていけば良くなっていきます。
すべての方に絶対的に有効であるとは言えませんが、このようにして私達は皆様が早く良い状態になれるように行なっております。
このブログをみて今の治療とは違う他の手段を探したい方は、是非ご参考になさっていただければと思います。
千葉県松戸市のカイロプラクティック ライフバランス