顔のエラと歪みが気になる

執筆：上原千治　ドクターオブカイロプラクティック

顎関節LaB. のホームページへのご訪問ありがとうございます。
当院はライフバランス内にある顎関節専門のカイロプラクティックです。
このページではお越しいただいた方の実例を紹介いたします。
是非ご参考になさってください。
今回は顔の歪んでいて目の高さが違うといった症例です。

顔のエラと歪みが気になる

20代男性
主訴：目の高さの違う顔の歪み

初回ご来院時のご様子

学生の頃から気になっている顔の歪み、目の高さの違い、左側のエラは写真をとると、いつも右に比べて張っている状態が気になり来院されました。
顎の関節に痛みは存在しないが、開け閉めの動作時に違和感があるのは以前から継続している状態であるそうです。
整体やカイロプラクティックは初めてで最初は相談は悩まれたそうですが、意を決してご来院頂きました。

身体の分析

姿勢は頭部が左に傾斜し、顔の左側が右と比較しても明らかに狭くなっている状態でした。
口の開口を確認した所、左側が開けにくく、また、噛むときに使用する筋肉である咬筋がかなり緊張していました。
左側の噛む筋肉、側頭筋、内側翼突筋が緊張しており、左右顎二腹筋も動きが悪くなっていました。
筋肉のアンバランスで下顎が右に変位、小頬骨にも稼働制限が見られました。
姿勢も悪姿勢がみられ、首の前突、脊柱の測彎も確認されました。

身体へのアプローチ

全身的にバランスを取り、特に首と顎、そして、顔面骨の調節を主として行いました。左側の噛む筋肉のストレッチと右側で噛む意識も変えていただいて、1ヶ月程度を目安として施術を行っていきました。
１ヶ月と少しで顔の歪みと目の高さの左右差は改善致しました。

コメント

顔の歪みの改善は、施術はもちろん、日頃の習慣・ヘルスケアも大切です。ご自身にしっかりとセルフケアを行って頂いて、お悩みの状態は気にならないレベルで改善致しました。
噛み癖で顔は歪みます。またエラの張りの左右差が出現いたします。
エラ張りは普段鏡だと気になりませんが、写真だと気になって見えてくるものです。

左右でバランスよく噛む事が大事です。
日頃何気なくしている姿勢が崩れていませんか。
・右にあるテレビを見ながら食べている
・足を組んで食べている
・片足で食べている
など、無意識に行なっていることも多いかと思います。
是非、お顔の歪みが気になっている方は、食べる時の姿勢を見直してみてください。

顔のエラは、筋肉の緊張によるもので、バランスを整えると張りを小さくすることが期待できます。
顔の歪みに関しては、解剖学的な問題（骨の形状など）がなければ機能的に回復していくことで改善していく可能性があります。
ボトックス注射でエラの張りを治療をするのも一般的ですが、まずバランスから整えたいときは是非ご相談ください。またボトックス後のお顔のバランスを整える方のご相談もよく受けております。

気になる方は一度ご相談ください。

執筆：上原千治　ドクターオブカイロプラクティック

千葉県松戸市の顎関節症専門のライフバランス 顎関節LaB.