執筆者:B.C.Sc-Bachelor of Chiropractic Scienceカイロプラクティック理学士 応用理学士 杉原伴
20代女性
主訴:胃の不快感が1カ月前から続いている
これまでの経緯
4週間ほど前から胃に不快感がある。胃腸科に行って検査を諸々したが特に原因ははっきりしない。
胃の噴門部あたりに少し炎症があり、逆流性食道炎が少しあるかもと診断されている。
投薬治療を受けているが特に変化はない。
いつもなんとなく気持ち悪さがあり、食欲も低下している。
お腹も不安定で、便秘や下痢を繰り返している。
心当たりはないが、2か月ほど前から仕事の部署が変わり、ストレスは溜まっている。
カイロプラクティックによる分析
背骨は頸椎5番 胸椎6番 10番 腰椎4番 仙骨に動きの問題がある。
姿勢の悪化が見られ、上腹部に緊張がある。横隔膜も収縮している。
内臓の働きを確認すると、胃の機能低下、肝十二指腸間膜の硬化、膵臓の機能低下が疑われる。
(内臓の働きを見る検査で器質的な問題を確認するものではございません)
上部消化管の働きが低下していることで、胃の不快感やお腹の調子の悪さが出ていると考えられる。
背骨の調節により姿勢と神経機能を整え、内臓の部位への施術で機能の向上をはかる。
カイロプラクティック施術
カイロプラクティックは背骨の動きに特化した療法であるため、まずは背骨の動きを正常化する。
内臓の施術は内臓整体力学にて行う。内臓整体力学の施術は、反射を使う施術であり、内臓そのものには負担をかけない施術。
カイロプラクティックの中にアプライドキネシオロジーといった学問があり、その技術を活用している。
(ライフバランスではアプライドキネシオロジー認定をクリアしているカイロプラクターが2人在籍)
初見内容に沿った施術を1回目行い、2回目は3日後にご来院。胃の不快感はほぼなくなったとのこと。
3回目でほぼ症状は落ち着いたが、全身の他の疲れやメンテナンスの為に2週間に1度通って頂いている。
今回の症状のまとめ
胃の不快感はまずは医療機関でしっかりと調べることが大事だと思います。
当院でも懇意にして頂いている松戸の高田外科胃腸内科にも紹介致します。
今回は当院にご相談を頂きまして早く改善をされたご様子でとっても安心致しました。
私たちは背骨から神経機能、そして全身の機能(働き)をみる専門家です。
器質的な疾患が顕著でない場合に、機能の回復を促すことで不定愁訴(あまりはっきりとした症状ではない)を回復を促せることが出来ます。
機能性ディスプペシアや逆流性食道炎、慢性的な胃の不調、過敏性腸症候群等、はっきりとしない症状はカイロプラクティックが有効の場合がございます。
症状には必ずそれに至る経過があります。経過を考えてお身体の状態を分析し施術を行います。
病気と判明しないような未病の状態は機能的な問題が必ず隠れています。
胃 の 不調 治し 方にはたくさん選択肢があると思います。
カイロプラクティックもこのような不調の選択肢になれればと思います。
カイロプラクティックはそのような未病のケアはとても得意とするところです。
私たちと同じような施術を出来るカイロプラクティック院は日本にあります。
私たちの近隣でない方も是非お問い合わせいただければお近くの良いカイロプラクティックを紹介いたしますので
お気軽にご相談ください。
ライフバランス カイロプラクティック松戸
執筆者:B.C.Sc-Bachelor of Chiropractic Scienceカイロプラクティック理学士 応用理学士 杉原伴