執筆:杉原 伴 B.C.Sc-Bachelor of Chiropractic Scienceカイロプラクティック理学士 応用理学士
ライフバランスのホームページへのご訪問ありがとうございます。
今回はこどもの姿勢と健康法について紹介致します。
こどもの姿勢が気になっていませんか。
こどもの姿勢は健康状態や成長に関係いたします。
この記事では、こどもの姿勢が健康に与える影響と、改善するための方法についてお話し致します。
是非最後までお読みいただければと思います。
こども の 姿勢と改善方法
姿勢と健康の関係
子供の姿勢は、全身の健康に大きな影響を与えます。正しい姿勢は筋肉や骨格のバランスを保ちます。
一方、姿勢の悪さは、背骨や関節への負担を増加させ、痛みや不快感を引き起こす可能性があります。
昨今ではスマホやタブレットの姿勢により、首が前突する姿勢が子供でもよく見られます。この姿勢は筋骨格系のトラブルだけではなく、神経系の働きや脳神経の働きにも影響を与える場合があります。
姿勢の悪さの影響
子供の姿勢が悪いと、以下のような健康問題が引き起こされる可能性があります。
・腰痛や首の痛みや頭痛
・姿勢が固定されたままの歪み
・筋肉の弱化や不均衡
・側湾症
・神経系の働きの低下により集中力の低下
など
姿勢の悪さは筋骨格系だけではなく、発達の過程でも問題がでる可能性があります。
また幼少期の姿勢は大人になっても癖がついているため、子供時代に良い姿勢の習慣をつけておくのがよいかもしれません。
姿勢改善の方法
子供の姿勢を改善するためには、以下の方法がおすすめです。
・日常生活での運動や体操:定期的な運動や体操は筋力を増強し、姿勢を改善します。難しい運動ではなく、体育で行うような運動や体操を楽しくしっかりと行いましょう。
・適切な椅子や机の利用:学校や家庭で、適切な椅子やデスクを使用することで正しく座ることができます。学校では学年ごとに机のサイズは違います。お家でも姿勢が伸びやすいような視点になる机でお勉強等ができればと思います。
・スマホやタブレットの制限:長時間の使用は姿勢の悪化を促進する可能性があります。長時間の使用は避け、姿勢にも気をつける方が良いでしょう。なるべく1日に1時間と言った約束も必要かもしれません。昔はテレビゲームは1日30分までよ!等、家庭で言われていた方も多いかと思います。
親御さまのサポート
親御様は子供の姿勢をサポートするために、以下のことに注意する必要があります。
・良い姿勢の模範となること:親が良い姿勢の例を示すことで、子供もそれを学ぶことができます。
・姿勢を定期的にチェック:定期的な姿勢のチェックをしてあげることで、意識が高まるでしょう。
強要すると嫌がる子もいるかと思います。適度にアドバイスをしてあげるのが良いのではないでしょうか。
こども の 姿勢と改善方法のまとめ
子供の姿勢は健康の維持や成長の過程でとても重要です。お子様の良い姿勢のために、日常生活での運動や体操、適切な椅子やデスクの利用、親御さんのサポートが必要です。子供の姿勢を意識し、改善することで、健康な成長と発達をサポートしましょう!
当院ではメニューにはございませんが、お子様の姿勢相談を受け付けております。
お子様のご相談はLINEからご相談下さい。
■子供の姿勢の相談希望・お名前・ご希望の日時をご記入してお送りください。
対象年齢:6歳から12歳迄
価格:初回4500円 2回目以降3500円
施術時間:初回30分です。2回目以降10分分程
施術後のケア:ラインやメールでの姿勢や生活習慣のアドバイスを都度行います。
内容:初回に姿勢や筋力などの分析をして日々のアドバイスを行います。
今回の記事で書いたように子供の姿勢は日常の習慣などがとても大切です。施術は大体3〜5回ほど行い、状態に合わせて姿勢が良くなるためのアドバイスを行います。
乳幼児や小児に対する専門のカイロプラクティック
乳幼児や幼児に対する専門のカイロプラクティックというものがございます。
0歳時から施術ができる専門的な分野です。日本では全くと言って馴染みがないでしょう。
むしろ、「え?そんなことやっていいの?」と思う方も多いかもしれません。
当院では乳幼児の施術は行えません。乳幼児に対する専門的な教育を受けていないからです。
ヘルシーライフセントラル東京駒場院
こちらの院は私のカイロプラクティック大学の同期である臼田先生が卒後に英国で小児カイロプラクティックの修士号を取得して行なっております。
様々な小児の症状や、機能向上を行います。
赤ちゃんの小児の健康の相談は、是非こちらにもご相談されてみて下さい。
参考文献:
- American Academy of Pediatrics. (2022). Posture in Children and Adolescents. https://www.aap.org/en-us/advocacy-and-policy/aap-health-initiatives/seatbelts/pages/posture-in-children-and-adolescents.aspx
- National Institutes of Health. (2022). Kids’ Poor Posture Could Affect Their Health. https://www.nih.gov/news-events/nih-research-matters/kids-poor-posture-could-affect-their-health
執筆:杉原 伴 B.C.Sc-Bachelor of Chiropractic Scienceカイロプラクティック理学士 応用理学士