2023.12.24
顎関節のセルフチェック
お役立ちコラム
Class:
上原
顎関節
上原千治
D.C.
ドクターオブカイロプラクティック
顎関節LaB.のホームページへのご訪問ありがとうございます。
今回の記事では
・顔がむくむメカニズム
・顔がむくむ原因
・顔のむくみの改善法
についてお話致します。
顔のむくみや体のむくみや、足のむくみは女性の気になっている悩みのベスト3に入っています。そのため、むくみ防止の運動、食べ物や靴下などのグッズがたくさん巷にありますが、それでも最近むくみで悩んでいる方が増えているように思えます。 むくみと言えば、リンパ液が溜まっていると思っている方が多いと思います。それもあながち間違いではありませんが、正確には違うことを今回知っていきましょう。 何故むくみが起きるのかを知り、生活面に変化を与えることで浮腫みが起きづらいが生活を送れるようにしていきましょう。 まずむくみのことを知り、自分自身の体の中で起きていることを正しく知りましょう
人間の体には全身を巡るように動脈、静脈と言われる血液が流れる血管とリンパ液が流れるリンパ管が張り巡らされています。心臓の拍動によって酸素にとんだ血液が動脈を通って体の隅々まで送られ、毛細血管にある小さな隙間から細胞の間に染み出していきます。これを細胞間液や間質液と言います。
これらの液体は細胞に酸素や栄養を与え、その代わりに老廃物や二酸化炭素を取り込み、その後最静脈で吸収されて肝臓を経由して心臓へと戻っていきます。
この時に動脈から細胞間に染み出た液体が静脈やリンパ管へ戻れなかった分がむくみとなって表れてきます。
■イオンバランス
■筋肉の不動
■病気
など、、様々な原因があります。
特に重力下で生きている以上、心臓よりも足が下になるために液体が細胞間に溜まりやすく結果としてむくみになると考えられています。
むくみにも様々なむくみがあります。今回のテーマは顔がむくむ原因ですが、まず全身的な観点からむくみの種類についてお話致します。
特に全身的にむくみが起きる場合はすぐに病院へ行く必要があります。血液、リンパ液が流れていくことに直接かかわる臓器、例えば、心臓、腎臓、肝臓、内分泌系などがあります。これらの臓器に不調が起きた場合は圧痕性浮腫(10秒以上圧迫し、その部分が凹んだ状態を維持している)と呼ばれるものが起きます。この浮腫の戻りの速さでどのような病気にかかっているのかを推測する手助けになることもあります。
このような時はご自身で判断せずに病院へ早く受診することを勧めます。
局所的なむくみでも怪我や炎症、静脈、リンパ管の閉塞などが原因の場合もありますが、単純に間質液が貯留している状態のこともあります。この間質液が溜まっているだけであれば、運動で回復する可能性が十分あります。よく人には2つのポンプがあると言いますが、この2つのポンプがしっかりと働くことで浮腫みを軽減させることが出来ます。1つは心臓、もう一つはふくらはぎの筋肉です。最近では座りっぱなし、立ちっぱなしの仕事が増えたため、「心臓」、「ふくらはぎ」の動き、働きが低下して体全体の液体の流れが弱くなっています。この2つのポンプを元気に働かすことでむくみを軽減させる可能性は十分にあります。
基本的には顔のむくみも、足のむくみも上記の理由により起こります。しかし、顔のむくみはほとんどが朝に起きます。これは他のむくみと少し異なる理由があるので、今回それを話していきます。
起きている間は顔の高さは心臓よりも高い位置にあります。心臓よりも高い位置にあるため、起きている時は重力の力も借りて間質液は静脈、リンパ管に戻ってきます。しかし、寝ている間は顔の位置が心臓と同じくらいになるため、重力の力を借りて浮腫みが軽減することは出来なくなります。また、寝ている時にうつ伏せになると余計に顔の位置が下になるためにむくみが増える可能性があります。朝起きた時に瞼まわりがパンパンになっている時はうつ伏せで目覚めた時は多いかもしれませんね。
睡眠にはレム睡眠(急速眼球運動を伴う)とノンレム睡眠(急速眼球運動を伴わない)があります。睡眠に関しては他の記事で。
上記でも記載しましたが、むくみの予防には運動が必須になります。レム睡眠の時は眼球の運動だけではなく、体自体も動いています。その時に寝返りをうったり寝言を言ったりします。しかしながら、顔の筋肉はそんなに動いている訳ではないため、朝起きた時に浮腫んでいる状態になります
人の一般的な睡眠時間は7-8時間程度と言われています。仕事や勉強で疲れたり、飲みすぎた日は長く寝て、その後も起きずにダラダラと過ごすことが多いと思います。体全体の筋肉が動かないことによって顔だけではなく全身の浮腫みを増やすことになります。疲れていてもいつも通りに過ごすことが浮腫み防止には繋がります。
頭蓋骨の歪み、顎の痛みや顔の歪みがある方は起きている時に顔の筋肉が左右バランスよく使えていたなことが多く、これが浮腫みの原因になってきます。よく使っている側は筋肉の収縮があるために、しっかりと筋肉の固さと柔軟性がありますが、あまり使わない側は少し腫れぼったい感じになっていることがあります。これは顎や歯の治療をまずは行い、前回記載したような顎が痛まないような運動をすることをお勧めします。
最近では頭蓋骨矯正が流行っていますね。頭蓋骨矯正はカイロプラクティックでもかなり上位のテクニックです。
顎関節LaB.でも頭蓋骨矯正は行っております。
眠りの質が悪いと気持ちよく眠ることが出来ません。寝室も大切ですが、寝る前の2時間程度の過ごし方で睡眠の質は変わってきます。良い睡眠をとる為にはメラトニンという物質が適度に出る必要があります。これは明るさと関係しますので、夜の室内の電気はあまり明るくし過ぎずに、スマホなども出来たら触らないようにしましょう。また、布団も寝返りが自由に出来るように周りに何も置かないことをお勧めします。浮腫みの一番の原因は筋肉が動かないことのため、寝返りが自由に出来ないと浮腫みを増やすことになる為、睡眠環境は良いものにしましょう。
バランスの良い食事を心がけ、寝る前の2時間前には食事は終えるようにしましょう。最近では浮腫み防止用の飲み物も売っているので、体の中のイオンバランスを整えるためにそのような飲み物を摂取することを良いことだと思います。
特に顔の浮腫みは口と肩、首の筋肉が関わってきます。その部分の筋肉をしっかりと動かしてから眠ることで朝の浮腫みの軽減に繋がります。出来れば一番浮腫みに関わるふくらはぎの筋肉をお風呂などでマッサージを行い、その後顔周囲の筋肉を動かすことでより一層浮腫みを抑えることが出来ると思います。運動の方法は肩こり、首こりに対する運動で十分で、また口に関しては法令線を軽減する運動がネットにもありますので、それを行ってみてはいかがでしょうか。
毎日は難しいかもしれませんが、出来る時にやっていきましょう。今回の記事が、少しずつ顔の浮腫みを抑えてスッキリしたお顔で過ごせる助けになることを願っています。
顔のむくみがとれれば、今より小顔に見えるでしょう。
小顔を目指すには、まずはむくみを解消して、今よりすっきりとしたフェイスラインを目指しましょう。
当院で行う顎の調整、姿勢の改善、エラの張りに関係する咀嚼筋の緩和、頭蓋骨矯正や各々に合わせたセルフケアを行うことですっきりしたお顔になれると思います。
お顔のむくみの相談もいつでもご相談ください。
ここまでお読みいただいてありがとうございます。
「顔がむくむ」といったお悩みのご相談はとても多いです。
顔だけではなく、身体のむくみっていうのは、なんだか気分的にも身体的にもスッキリしませんよね。
病理的なむくみでない限り、対処法はたくさんございます。
むくみのないスッキリとしたお顔を目指していきましょう!
顔のむくみの体操などもまた違う記事で紹介いたします。
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