背中の上部の痛みがある方へ
ライフバランスのサイトをご閲覧頂きましてありがとうございます。
背中の痛みのご相談で多いのが、背中上部の痛みです。
一度なると、中々とれずらいこの痛みはとても辛い症状です。
今回はその原因と対策について解説致します。
姿勢の問題

普段の姿勢は背中の痛みにとても関係いたします。
パソコンでマウスを頻繁に使う方は、右の肩甲骨の内側の痛みが出やすいです。
座っているときにずっと丸まっていると、真ん中の背中の痛みが出てきます。
頬杖をついたり、スマホを片方で長い間見続けたり・・・。
固まった姿勢を長く続けると、背中の上部の痛みの原因になります。
肩甲骨の動きが悪い

姿勢からも関係しますが、肩甲骨の動きの硬さ。これは上部の背中の痛みにとても関係があります。肩甲骨は通常、とても動きのよい関節です。肩甲骨が固まり動きが悪くなることで、周りの筋肉が硬くなり背中の上部の痛みへとつながります。
肋骨の動き

肋骨の動きはとても重要です。この肋骨が動きが悪くなると、呼吸も浅くなり、交感神経(活動的な神経)が興奮しやすくなります。肋骨も姿勢が悪かったり、運動不足だったりで硬くなります。咳がとまらないという方も肋骨が硬い方が多いです。肋骨が硬いから咳がとまらない&咳をするから肋骨が硬いなどの悪循環にもなりやすいです。
肋骨が硬くなると、上部の背中の痛みに関係してきます。
内臓や疾患

内臓の問題は体表に痛みと出てくる場合があります。
何も思い当たる節がないのに、痛みが強くなったり、夜間に強くなったりする場合は医師への相談も必要かと思います。心臓や肺などの問題が隠されているかもしれません。
器質的な疾患でなくても、内臓が機能的に疲労している場合でも背中の上部の痛みが出る場合があります。その際は身体の動きや圧痛など様々なポイントで分析し、施術をする事でよくなります。
背中の上部の痛みの対策
背中の痛みの原因は様々ですが、それでは日常的にどのように対策していけばよいのかを説明いたします。
悪い姿勢にならないような身体のバランス
悪い姿勢というのは必然的になっているものです。身体の機能が良くて元気であれば、それほど悪い姿勢にもなりづらいです。なんらかのバランスの悪さや体の疲労が姿勢を悪くさせます。
壁に沿って立ってみて、踵・お尻・背中上部・後頭部が無理なくつくようであれば、それほど問題ないかもしれません。壁立ちが少し辛いようでしたら、身体がかなり無理をしています。その際は一度、姿勢相談にお越しください。
長時間同じ姿勢をとらない

同じ姿勢を取り続けることは、かなり背中の上部に負担がかかり痛みに繋がります。
なるべく固定された姿勢を長時間しないように心がけましょう。
生活の習慣を少し変えるだけえで身体が調子が良くなることもとても多いです。
肩甲骨を動かす

肩甲骨を動かすことがとても重要です。動かし方についてはリンク先の動画をご参照ください。肩甲骨を意識して動かすことで背中の上部は柔らかくなり、痛みや辛さの回復に繋がります。是非行ってみて下さい。
深呼吸をする

深呼吸を意識的にすることで肋骨の可動性が良くなり、背中の上部の痛みの回復に繋がります。
呼吸の際、肩を使わずになるべくお腹を意識してゆっくりと行ってください。
1日に深呼吸をする時間を3分を数回くらいつくってあげましょう!
まとめ
背中の痛みはとても辛いものです。特に上部の痛みは、息もつまるような痛さを訴える方もいらっしゃいます。
慢性的な方はとにかく今までの習慣を変えて、身体の使い方を変える事です。
変えることで回復に繋がります。
是非、今後のご参考になさって下さい。
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