20歳から独学でNFL(アメフト)を目指す市川市出身の日本人・松澤寛政選手!!!

先日、来院されたNFL(アメフト)好きの患者さんから「いま、ものすごい日本人がいる」と教えてもらいました。
正直、私はそれまで全く知らなかったのですが、気になって調べてみたら鳥肌が立ちました……。
その方の名前は、松澤寛政(まつざわ かんせい)選手(27)。 アメリカで一番人気のプロスポーツ「NFL」のチーム、ラスベガス・レイダースとの契約を勝ち取ったアメフト選手です。
なんと、千葉県市川市のご出身だそうで、お隣の松戸市にいる私としては一気に親近感が湧いてしまいました!
これまで、日本人が一人も公式戦のピッチに立ったことがない、あの未踏の地「NFL」。彼がどれほど凄い挑戦をしているのか、少し紹介させてください。
席は世界でたった「32個」
何が凄いって、NFLの競争率は文字通り桁違い。 メジャーリーグ(野球)よりも、アメリカ現地での人気や競技人口はNFLの方がはるかに上なんです。全米の化け物級のトップアスリートたちが命をかけて目指す場所。
しかも、彼のポジションである「キッカー」は、1チームに何人もいるピッチャーとは違い、試合に出られるのは各チームに「1人だけ」。 つまり、全世界でたった「32枠」しか席がない、超超超・狭き門なんです。
20歳、公園での独学から始まった
さらに驚いたのは、彼の映画のようなバックストーリーです。 彼は高校まで普通のサッカー部で、アメフトを始めたのは20歳の時。大学受験に失敗し、傷心を癒やすために渡ったアメリカ旅行で、たまたまNFLを見て「これになりたい!」と衝撃を受けたそうです。
帰国後、誰に教わるでもなく、近所の公園でYouTubeを見ながら1人で楕円形のボールを蹴り始めたのがすべての始まり。
そこからアメリカの大学へ這い上がり、直近のシーズンではキック成功率96%(全米トップクラス)という異次元の成績を叩き出しました。アメリカのメディアからは「Tokyo Toe(東京のつま先)」という格好いい愛称で呼ばれ、一躍大注目を浴びる存在になったのです。
まさに今、歴史が動く「序章」かもしれない
先日、名門レイダースと3年間の契約を結んだことが発表されましたが、本当のサバイバルは「これから」です。
NFLの公式戦が始まるのは秋(9月)ですが、実はこの7月・8月の夏の間が、一番ハラハラする「生き残りサバイバル」の期間なんだそうです。 約90人いる候補選手から、過酷なキャンプや練習試合を経て、開幕までに53人へと容赦なく削り落とされます。もしここでライバルに負ければ、その場で即クビ(戦力外通告)になる世界です。
何万人ものアメリカのエリートたちが子供の頃から目指して破れていく世界で、20歳から独学で始めた市川市出身の日本人が、今まさにその最終オーディションの舞台に立っています。
「日本人初のNFL選手誕生」という、歴史が動く瞬間のまさに【序章】に私たちは立ち会っているのかもしれません。
教えてくれた患者さんと一緒に、今年の夏はハラハラしながら、この奇跡の挑戦を全力で応援したいと思います!