2023.11.19
Category:お役立ち情報
Class:むち打ち症
むち打ち症でお悩みの方へ
こんにちは。
ライフバラスのホームページへのご訪問ありがとうございます。
今回は安全運転・車間距離についてのお話を致します。
当院はむちうち後、数ヶ月経ってから後遺症でお悩みの方がご来院されます。
交通のトラブルによるむちうちの最大の予防は安全運転です。
是非ご参考になさってください。
車の運転をする際に車間距離をあけていますか。
煽り運転の問題が、一時とても大きな問題になりましたね。
最近では報道はあまりされていませんが、運転をしていると煽り運転まではいかないまでも
車間距離が狭い運転をされる方もいらっしゃるかと思います。
車間距離を狭くしていると、前の車が急遽ブレーキを踏まないと行けない状況になった際に、急停止をしなくてはいけません。
また急停止をした際には後ろの車も急停止をしなくてはいけません。そしてその後ろの車にも。
酷い場合は、重大な事故につながる恐れがあります。
そして運転の事故で、むち打ちになる方もとても多いです。
むちうちは当院でも多い相談の一つです。
むちうちの場合は最初に病院や整骨院で保険の治療をする場合が多く、当院のような場所にご相談いただく時は、ほとんどの方がかなり辛い症状、めまいや吐き気、悪心やふらつき、頭痛などの自律神経様症状などの後遺症が出ている方です。社会生活が困難になってしまっている方もいらっしゃいます。
むちうちになった際の一番の問題は重たい頭を支える筋肉や靭帯に負担がかかり、それによる迷走神経の働きの低下です。頸椎の状態や頭蓋骨、そして全身のバランスを詳細にみて施術を行う必要があります。
状態を確認し、的確に施術を行うことで回復を促すことが可能です。
しかし当院に来られるのはむちうちになられてから数ヶ月経って後遺症がある方がほとんどですので、一朝一夕には良くなりません。短くて2週間、長くて3ヶ月ほどの回復期間が必要だと考えます。
さて、カイロプラクティックでむちうち症のリカバリは可能です。
むちうちの後遺症の回復に筋骨格系の修復が得意なカイロプラクティックがとても有効です。
しかし、その前に事故を極力起こさないように皆がしていくことが必要なのではないでしょうか。
もちろん、気をつけているけど事故を起こしてしまい怪我をする場合も多々あると思いますので、一概に「気をつけていないから事故を起こす」というだけではないと思います。
しかし、一般道路や高速道路を走っていると、相当前の車に近づいて車間距離を狭く走っている車を多く見かけます。
もし万が一、何かあった際に制動距離を考えると緊急の対処ができる距離ではない車もあります。
若い頃はあまり人の車の運転を気にしないで走っていましたが、むちうちの症状の方を見させていただくたびに、道路で車間距離の狭い運転を見ているのがとても恐怖に感じるようになってきました。
高速道路を80キロで走って3時間で240キロ。100キロで3時間で300キロ。120キロで360キロ。もちろん、到着時間には差が出ます。しかし、それは概算であり、誰かが無茶な運転をしたことによる事故などがあると渋滞が起こる場合があり、それにより到着時間がとても遅れてしまう場合もあります。
(事故には車間距離以外にもいろいろな要素があるかと思いますので、今回は車間距離の話の事に限ったお話です。予めご了承ください)
・どうしても早く到着したい。
・前の遅い車が邪魔だからどいて欲しい。
・運転が下手な車に付き合ってられない。
そういった気持ちもあるでしょう。
しかし、1番下手な運転は、車間距離を無理につめて、常に赤いブレーキランプを落ち着きがなく光らせている車だと思います。
そのような車になるべく近づかないように、後ろにそれらしき車が来た場合はスムースに追い越してもらうようにしています。
急な前方のブレーキに対処できずに当たってしまうと、前方の車の方、そしてご自身も、そして後ろの車も怪我をしてしまう場合があると思います。
車にのっていると、神経は昂りやすいと言われています。
道路を走っていると、どうしても早くつきたいという気持ちもわかります。
しかし、怪我をしたり怪我をさせてしまってからで遅いです。
車間距離を詰めずに法定速度で走って、皆で安全運転をしましょう。
最近たまたま、煽り運転などを題材とする関する映画を見ました。
オランダの
ロードインフェルノ
という映画です。
たまたまU-NEXTで見つけて見てみたら、極端なお話しではあるのかと思いますが印象に残りました。
面白いかどうかはわかりませんが、気になる方は是非チェックしてみてくださいね!
今日も安全運転。
気をつけて外出されてください🚙
執筆者:B.C.Sc-Bachelor of Chiropractic Scienceカイロプラクティック理学士 応用理学士 杉原伴